什器は価格競争しかないのか? 提案力で差別化しよう!

什器、もっと広く商業系を見ていて、価格競争の嵐だといつも感じています。

高品質志向な案件なら違うかもしれませんが、基本特別なこと(プロダクトの超高機能や品質)を求められることは少ないです。

特に日本の職人様達は技術力が高いので、だからこそ多くの会社で品質が良いものが出来てしまい、それゆえに平均化し、差別化は価格になりがちです。
無理な納期も頼まれたらやってしまうことも多いです(仕事がこなくなるという恐れからもあると思います)

【価格競争 → 疲弊 → さらに短納期 → 結果的に品質にミスが出たりすることがある → さらに価格を下げられる】

このパターンが多いです。
「それでもやれる企業が生き残る」「皆やってるから、やるのは当たり前だ」
こういう声も聞こえたりします。

もうこれを覆すことは出来ないのか。
価格競争の中でもやれることはないのか。
完全な個人的・主観的な見解ですが、少し述べさせていただければと思います。

【CONTENTS】
● 価格競争は悪いことなのか
● 発想力=提案力で差別化を
● まとめ:発想力は全ての業界に言えること

価格競争は悪いことなのか

そもそも価格競争は悪いことなのか。

資本主義としては価格でしのぎを削るのは、ある種正常な働きだと思います。

だれでも【高品質・低価格・短納期】を実行してくれる相手はパートナーとして理想ですよね。

ですがそれは対等な関係であることが前提だと思います。

お互いなぜ高くなるのか、なぜこんな安くできるのか、短納期でした分こんな恐れもあります。
というのはしっかり誠実に説明していき、対等な等価交換を行うべきでしょう。

先に「低価格」などのゴールを決めてしまうのもありですが、
根拠が無く、現場との相談も無しに行ってしまうのはよくありません。

どこかでチグハグになり、必ず誰かが泣きをみます。
限界を設定してこそ新たな技を身に着け、安くなる手段も思いつくかもしれませんが、それは本来望まれなくても日々の業務で努力をするべき課題です。

「次も仕事ふるから」「次はしっかり払うから」
といってくるクライアント程、申し訳ありませんがその通りにしてくれた方を見たことがありません。
だからこそ、しっかり対価とリスクについては承諾していただくべきです。

「そんなこといっても、生意気だと思われて次から仕事来なくなるんじゃないか?」

そういう恐れが出てくるかもしれませんが、逆に考えましょう。

誠実で正直だからこそ、依頼されるワークスタイルを確立するべきです。

発想力=提案力で差別化を

前述でも述べましたが、

・低コスト化を模索する
・高品質なものを目指す

これらは良いものを提案するという技術職の大前提として、日々研鑽と試行錯誤をしていくべき業務です。

「クライアントがそういってるからやる」という受け身だといざ頼まれた時に無理が生じ、割に合わなかったりミスが増えたりします。

それでも頼まれることはあります。
「この納期だとこういうリスクの恐れがある」
こう説明した時に、一見諦められたという印象を与えるかもしれませんが、一過性のものです。

とても誠実で無理はしない、けどそのぶん質がよく、仕事も早めでけっして割高でもない、今回の記事での模範ともいえる施工兼設計会社様を見たことがあります。
(以後A社とします)

同じような状況の時にA社は、相見積もりで別の業者に価格差で取られました。その時の勝負には負けたかもしれませんが、別の業者は無理がたたり結果的にミスを連発して、
「やっぱり御社じゃないと駄目だ」
とクライアントが戻ってこられる姿を見たことがあります。

ミスで費用も増え、たとえ次の仕事に繋がっても利益も薄いですし、社員も疲弊しますよね。

A社のように日々スキル上達を模索していれば、そのような姿勢は、結果と信頼に繋がります。
長い目でみれば勝利と言えるのではないでしょうか。

またそのA社は、発想力にも優れていました。

日々追求する姿勢が身についているので、試行錯誤には慣れっこです。
お客様の「こういった機能がほしいんだけど、何か良い案ない?」
という問いにも、ベストな回答を用意してくるのです。

他の企業も用意はしてきますが、日々模索しているその施工会社様の案は、
シンプルで明快でした。
身についているコスト意識や問題意識から、アイデアを捻り出すのに慣れているのでしょう。
結果的に提案までのスピードも早く、どんどんその企業様が請負う案件は増えていきました。
大勝利です。

このように、常に業務改善と高品質を求める姿勢は、発想力ありきのものです。
発想力=提案力にも繋がるため「この企業にお願いしてくれれば間違いない」という信頼を勝ち得ます。
コストだけのどこでも出来る仕事はふってこないので、会社としても利益がある Win-Win な仕事に立ち会える機会も増えるでしょう。

まさに理想の姿ではないでしょうか。

まとめ:発想力は全ての業界に言えること

いかがでしたでしょうか。

私がよく見てきた商業業界を例に出してお話をしてきましたが、これは全ての業種に言えることだと思います。

【新しいものを生み出す発想力 x 日々誠実な業務姿勢】

何を当たり前かと思う方もいると思いますが、
外から見ると、それができてる所は決して多くはなく、世の中で勝ち残っている方々の多くは基本としていると思います。

自分への戒めも含めて、常にこの姿勢を忘れずにいきたいと思います。

特にフリーランスは安請負だけの存在になると、本当に疲弊しますし、先が見えないので大事にしていきたいところです。
一緒に頑張っていきましょう。

それでは!

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